2023/12/06 16:58

旅に出た


山から、霧と言うか

水蒸気というか、

優しくゆらゆら、

山に寄っかかっている

ように見える


そんな時、少しだけ

陰陽の眼を開く


水は陰性だが、液体という

形づくられた、“陽“であり、


熱の“陽“を受け、水蒸気の

“陰“になる。


水蒸気の“陰“は、山合で

寒風の“陰“を受け、


雨と言う動き落ちる“陽“と

なる。


山から

陰の蒸気が立ち昇る。


小川にならぬ、蓄えられた

陰の氣は、


冷やされる

寒風の陰に、さらされ、


その場所から、移動する為の

陽になる


本来小川であるものが、

陽ならば、


水蒸気である、陰になる。

これは、陰陽の理だ。


ゆっくり、眼を閉じる



綺麗な景色


人も一つの小宇宙ならば、

山も一つの小宇宙。


天人合一


人を視て、自然の仕組みが

視えるように、


山を視て、人の仕組みも

視える。


一理二行五実

(いちりにぎょうごじつ)