2023/12/09 02:33

池に朱雀が降り立つ理由。

前回は白虎の話をしました。
今回は朱雀です。
またおさらいです。

東に川があること。
西に道があること。
南に池があること。
北に山があること。

※理想的地形でお話しました。
今回は少し”陰陽”原理に近づく話を致します。




朱雀と言えば、身体は炎で燃えていて、
”陽(あたたまる)”の力の象徴的なところもあります。
今まで、四神(ししん)がどうしてそこを守るのか。
という話をしてきましたが、そこは原点に近づく話になります。

『池には”炎”のエネルギーが蓄積されています。』
「は?どういうこと。水でしょ?」
と思われるかもしれません。

その理解には、少し流れを考えていくと
分かりやすいかもしれません。
山より川が流れ、そして池にたどりつきます。
山より流れたばかりの水は、まだまだ”陰”の力が強いです。
しかし、流れ旅をしていくごとに、”動き”等のエネルギーは
蓄積され、「水の”陰”の中に、”陽”のエネルギーは蓄積」
されていきます。

そして、池にたどりつく。
そうすると水は今までと、違い留まります。
水の”陰としての力”が活動をゆるめますので
蓄えた”陽の力”をとどめておくことが出来なくなります。

※「陰強ければ、陽を引く。」の原理


すると、留められなくなった
”陽のエネルギーは立ち昇っていく”のです。
ここに朱雀は舞い降りているのですね(*^-^*)

ここで分かるのは、”陽”とはもらうだけでなく、
例え、陰の象徴のような、水であっても、
動くことで”陽”を湧きあがらせるわけです。
「食べ方」「行動にて”陽(熱)”を生むこと」
これらが、足の健康も含め、元氣になるための大事な部分となります。