2023/12/10 00:40

■細胞に水がたまって湿疹が!
これは昨年の7月のお話です。
手に水疱(すいほう)が出て、困っている女性からの相談でした。






この方はステロイドは嫌なので、漢方で改善を試みていたそうです。
漢方の先生には、「肝臓を強くしないとね。」と言われていたそうで、耳の淵から「黄色い汁」が出たり、綺麗な肌の部分には水疱が出来たりと悩んでいました。
痛みはない。とのことでしたが、時々かゆく、じゅくじゅくした部分は水にしみる。とおっしゃっていました。

■この方の体質を聞いてみると、水毒が原因
”陰陽学”の判断でみる体質というのが、あります。

・体を温め上手、陽性体質
・体を冷まし上手、陰性体質
・なんでもため込む、実証タイプ
・なんでも流し出す、虚証タイプ

この方は
冷まし上手で、なんでもためこむ
「陰性実証タイプ」でした。

■陰性実証タイプで多い
冷ます力の代表「水分」を細胞にため込みすぎという”水毒”。
身体に水をため込む力をもつお食事や、身体を冷やす陰性の食品が冬や春に多食していると起こります。
一番代表的なのが、朝食の「ぱん」「果物」「ヨーグルト」「野菜無し」「麦茶」でしょうか。
冷ます力が朝からマックスになると、それは”冷え”になります。

■改善には
食 事→ 「ごはん」または「具沢山の味噌汁」や「根菜多め」飲み物は「ほうじ茶」
健康法→ 「足湯」または「日光浴」「20分ほどの有酸素運動」
改善してくると、「トイレが近かったのがおさまったり」「身体のおもだるさが抜けたり」「食べたあと眠かったのがおさまったり。」「鼻の通りがよくなったり。」という変化を感じます。
「肌がきれいになったり」
ちょうど、”春疲れの冷え体質”を引っ張ってしまっている方が、相談に多くなる今頃、どうぞ思い当たる方は参考にしていただき、
元氣でお過ごし下さいませ。