2023/12/10 00:46
【健康は連動的にして考える】
少し五行(ごぎょう)についてお話しします。五行というと、字からみれば「何か5つ行うの?」と聞きたくなる名前ですね。”陰陽(いんよう)”が”陰”と”陽”の二つに分けて考えるものとしたら、五行というのは単純な言い方をすれば5つに分けて判断するというものです。
わかりやすい身近なものと言えば、五感でしょうか。聴覚(聞いたり)、視覚(見たり)、触覚(触ったり)、味覚(味をみたり)、嗅覚(においを感じたり)。これは人の感覚をあらわすものですね。
あと、生命活動を支える5つのもの、臓器。腎臓、肝臓、心臓、脾臓、肺ですね。五臓六腑の五臓です。少し詳しく申しますと
・腎臓は、水分の調整をします。
・肝臓は、筋肉の調整をします。
・心臓は、熱量の調整をします。
・脾臓は、養分の調整をします。
・肺臓は、空気の調整をします。
少しむずかしい話になってしまっていますが、ちょっとがんばって読んでいただくために、これは知るとどういうことが分かるようになるかを先に申します。例えば、「耳が遠くなるのはなぜ。」や「目が見えづらいのはどうして?」とか「気持ちが落ち着かないのは?」など、他にも「味が感じづらい。」や「匂いが感じづらい。」等も、『どこの臓器が元気になると、どこの感覚が元気になるんだ。』というお話しです。
具体的に一緒に考えてみてみましょう。
※明日につづきます