2023/12/10 00:49

毎日電話での食事アドバイスをさせて頂いていますと、季節ごとに多い相談に傾向があります。最近だと、「せきが止まらない。」だったり、「急に発熱した。」だったり、あと「便秘っぽい。」等でしょうか。基本的には病院に行って、お薬をもらって、飲んで終了!の方も多いと思うのですが、治った後のことも考えて、『やはり食事から元気にしたい。』という方もいらっしゃいます。








こういうお話しをしますと、「薬は絶対に飲まない!」と頑なな方もいらっしゃいます。しかし薬の元は、何らかの食品であったことを忘れないで頂けたらと思います。決して敵ではありません。ただ、食事が乱れまくっていますのに、薬だけでどうにかしようというのは難しいです。なぜなら、召し上がる量から考えても、食事と薬なら、身体にとりこむ量は、圧倒的に食事の方が多いですよね。ということは前向きに考えますと、“食事がしっかりと整っていれば、薬もしっかり良い部分を発揮できる。”そんな身体をつくれるのが食事。ということになります。



そこを知って頂いた上で、「季節の食事」と「季節の身体の変化」を一緒に考えていきたいと思います。改めて繰り返しますが、秋は「肺の異変」「発熱」「大腸の異変」「皮膚のトラブル」などが多い傾向にあります。



一般の栄養学では、「ストレス」、「菌やウイルスの原因」「秋の乾燥」「野菜不足」をみていきます。ちなみに、陰陽栄養学では違うのか?と申しますと、そんなことはありません。同じ部分をみていきます。



ただし、その見方が少し特徴あるかもしれません。上記の内容をみていくとき、どこを元気にすれば、元気になるのか。を考えます。

※明日につづく