2023/12/10 00:57
※昨日のつづき。解説です。
まず「冷え」がある。そして「消化力低下」がある。加えて体内の「栄養分」の調整が出来ていない。というところから。“粘膜保護食”“汚れた水分排出食”“陰を排出する方法”を話しました。
粘膜保護とは、括約筋を助ける食事です。加えて胃酸から守る食事を指します。汚れた水分で、どこを気にしたかともうしますと、東洋医学でいう”津液(しんえき)”という、血液以外の身体の水分に着目しました。津液はリンパ液などをイメージするのもわかりやすいでしょうか。そして冷やす原因である「陰」の排出ですね。
後日お礼のお手紙を頂戴しました。手紙を読み、あとから分かったことですが、相談を頂く前の夏から寝苦しく、夜中の1時か2時には目が覚め、熟睡が出来ていなかったこと。胃の不快感に加え、頭痛もあったことを知りました。
この内容を載せさせて頂くにあたり、お電話でお話ししたのですが、「おかげで元気ですよ。今でもちゃんと続けてますよ。」というお声には本当に感謝の想いでいっぱいです。
当然ですが、胃とは消化する場所ですから、「食事」がかわると本当にかわるのだなぁ。と感じる所が大きいです。成分も大事ではありますが、その食事とは五臓には「どんな風にはたらきかける。」とみるのも、なかなかに重要な視点であります。